飴の素地にすでにお茶が練り込んである、という意味では至極普通の茶飴。水晶飴とは違って全体がガチッとした飴でした。
　練り込んであるとはいえ、鼻に抜けるお茶の風味は健在ですが、抹茶そのものの香りではないことがすぐにわかります。点てたお茶よりも、もう少し火の入った香りと感じます。それで引き立つところもあるような。
　ちょっと意外だったのが、水晶飴は、最初は飴主体の味なのですが、そのせいかお茶の香りが饒舌に。　こちらの茶飴は最初から一体になっているからか、むしろ飴の風味の方が訴えかけるように感じます。気のせいかな？
　溶けてくるにつれて、多少のざらつきのある表面の感触も楽しみながらいただきました。　そのせいかな、しっかり甘い。
　不思議なもんですね。楽しめました。　水晶飴と茶飴を一つずつ出しておいて、順番に楽しむと格別だなと、極めて贅沢に楽しんでいます。
　こちらの飴は、まさに飴玉で小さいので、頬に押し込んでおけば電話の邪魔にもなりません（仕事中には助かります）口の中で転がしながら、甘味の強さが変わるのを楽しんでいます。

舐め始めは優しい飴本来の味が、だんだんと美味しい茶の味が味わえる良いおすすめの飴です。